ビルベリーとDHAは、それぞれアイケアと認知症の予防の他に何が期待できるか?

はじめに
ビルベリーは、目の疲れとしていわゆる眼精疲労に対するアイケアで役立つことができる栄養素とされています。
一方DHAはダイエットに役立ち、糖尿病や動脈硬化から脳梗塞、心筋梗塞、認知症の予防なども期待できるとされています。
実はビルベリーとDHAに期待できる効果は、それぞれアイケアと認知症予防だけではありません。他にも期待できる効果はあるのです。
果たしてビルベリーとDHAは、それぞれアイケア、認知症予防の他に何があり、共通して期待できる効果はあるのでしょうか?

ビルベリーはアイケアにおいて何が期待できるか?
ビルベリーは、糖尿病網膜症や高血圧性網膜症などの網膜症に対して役立つことができます。
特に糖尿病網膜症は糖尿病の合併症状で発症し、長い間引きずっていくと血管障害が生じて、網膜出血や網膜剥離などにより視力低下をもたらして最悪の場合は失明に至ってしまいます。こうした糖尿病網膜症に対して、ビルベリーは予防に役に立つことができるのです。
他にもビルベリーは、眼精疲労への調整機能の低下の抑制を始めとした目の疲れにも役立つことができます。

DHAは認知症予防において何が期待できるか?
DHAは記憶を改善させたり脳の発達を助けたりすることから、認知症の予防に期待できます。
なぜならDHAそのものは脳や神経組織の主な成分として多く含まれて、脳の発達や機能維持のためには欠かせない栄養素だからです。
DHAを取るということは脳の元を取ることにもなるので、認知症を予防する上でもDHAが豊富なクロマグロを始めとした青魚などの食品を食べることが勧められるとういわけです。

ビルベリーはアイケアの他に期待できるのは何か?
ビルベリーは、そのアントシアニンの抗酸化作用により、動脈硬化や老化の予防などが期待できます。
ビルベリーは、善玉コレステロールを上げさせて悪玉コレステロールを下げさせる上でも役立つことができます。
他にもビルベリーは、足の静脈の血流が悪くなる慢性静脈不全に対しても役立つことができます。

DHAは認知症予防の他に期待できるのは何か?
DHAは血中コレステロールや中性脂肪を抑えることから、血中のコレステロールを調整させて脂質を低下させる上でも役に立つことができ、ダイエットにも役に立つことができます。
さらにDHAは血糖値を低下させることができることからも、糖尿病予防も期待できます。
このようなDHAは高脂血症や糖尿病の予防を通して動脈硬化などによる冠状動脈疾患のリスクを低減させることにつながり、狭心症や心筋梗塞などの予防に役立つことができます。

DHAはアイケアにおいて何が期待できるか?
実はDHAはアイケアにおいても、役に立つことができるのです。
DHAそのものが網膜のリン脂質の脂肪酸に多く含まれていることから、DHAは加齢黄斑変性の予防に役立つことができます。
加齢黄斑変性は目の網膜の黄斑部に老廃物が貯まることにより障害が起きて、網膜が正常に働かなくなる眼病です。見ようとするところが見えなくなるなどの視界にゆがみが生じて視力低下などをもたらし、最悪の場合は失明までももたらしてしまいます。
こうした加齢黄斑変性に対して、DHAは網膜反射能を向上させて視力低下の抑制が期待できることからも、DHAはビタミンAやビタミンC、ビタミンE、ルテインなどの栄養素と並び予防が期待できます。
まとめ
ビルベリーがアイケアに役立つことができるとはよく言われているけど、DHAもアイケアに役立つことができるところがあるとは、以外だったわね。
ビルベリーは網膜症に、DHAは加齢黄斑変性に役立つことができるって話だけど、どちらも目の病気のこと?
そうね、ビルベリーもDHAもそれぞれ異なる眼病に役立つことができるというわけ。他にもビルベリーとDHAに共通するところがあったわね?
確かビルベリーが糖尿病網膜症で、DHAが冠状動脈疾患だから、どちらも糖尿病に関連した予防ということでしょ?あとはコレステロールを調整することも。
そう、ビルベリーもDHAもコレステロールの抑制や糖尿病に関連した症状への予防に役立つことができるから、糖尿病の予防につながるということになるわよ。
ビルベリーもDHAも違うように見えるけど実は共通したところがあるから、両方取っても損はないというわけね。
そうね、ビルベリーはアイケア、DHAは認知症の予防などが期待できるけど、最終的にはどっちか片方だけではなく両方取って栄養バランスをまんべんなく整えたほうがいいわよ。
栄養バランスがしっかり取れているほど、悪玉コレステロールも糖尿病も怖くないとうことね。
(参考:厚生労働省 「日本人の食事摂取基準」(2015年版)
国立健康・栄養研究所 「健康食品の安全性・有効性情報」
国立研究開発法人国立循環器病研究センター
循環器病情報サービス「循環器病あれこれ」
国立研究開発法人国立国際医療研究センター研究所
糖尿病情報センター
日本眼科学会「目の病気」)