猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症の予防は日々の生活をどう送るかが大切なのです!

認知症予防のためにはぼーっとしない

福祉・医療関係の仕事に携わると、認知症を患っている方と関わる機会が多くあります。認知症は誰もがなりたくてなるものではない病気です。しかし、現状維持や悪化を防ぐための努力をしなければ、悪くなる一方であり本人も家族も辛い思いをしてしまいます。

努力って何をするの?って気になる方もいますよね。規則正しい生活を送ることです。

これは、簡単なようで意外とできてない方が多いです。若い頃に比べ耐久性も低くなります。また、病気等を患う方も少なくないのです。

しかし、それらに甘えてしまい、寝たり、休む時間、ぼーっとする時間が増えることで認知は低下して、認知症の進行が早まってしまいます。

寝たきりで認知症を進行させない

実際、体調を崩し起き上がれる状態ではなく、数日寝たきりの生活を送ることとなった方がいました。数日後起きれるようになった時には口数も減り、ぼーっとしており、記憶力の低下をもたらす障害を認める等の症状が出ました。

元々その方は、年相応の認知力であり多少の物忘れはありました。お話好きの方であり、作業にも前向きな方であったのに会話の数も減り、作業することも減りました。温厚な性格の方でもありしたが、怒りやすくなり話し方もつじつまの合わない言動が出るようになったのです。

認知の低下は進行するほど悪循環に陥りやすいのです。その方も、起きる時間がどんどん減っていき、症状も当然悪化してしまいました。

最初は、寝たきりで過ごさなければならい程の状態でしたので体が辛いからとリハビリもマイルドに実施していました。認知の低下もあり、身体状況もとくに大きな問題はないため、リハビリも今までどおりに切り替え、離床時間を増やすことにしました。

すると、以前のような活気がみられるようになりました。以前と同じとはいえないですが会話をしたり、怒りやすくなることも減りました。

コミュニケーションをとることは認知症の予防

認知症を予防するためには、朝になったら起きる、ご飯を食べる、活字を読んだり、趣味のことをする、家事をする、なんでもいいんです。手や足を動かして運動をしましょう、コミュニケーションをとりましょう。

1人の時間が長くなってしまうなら手先を動かす、文字を書く、計算をする等でもよいのです。自分は寝ても認知症にはならないと思っている方もいるでしょうが、なってからでは遅いのです。日々の生活を、大切にしましょう。

そして、家族の方にお願いです。なるべく多くのコミュニケーションをとってください。

なんでもいいんです。最近の出来事を聞く、昨日のご飯のメニューを聞く、そんなコミュニケーションでも思い出すこと、言葉を考えることそれだけで脳に刺激が入り、認知症の予防の1つになります。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?