一人暮らしの祖母に認知症の疑いあり、予防のため介護施設に入所させると気持ちが楽になった
一人暮らしをしている祖母の認知症を予防したいが
私の祖母は一人暮らしをしていました。祖母は90歳になります。90歳と言うと、認知症になっていてもおかしくない年齢です。そのため、いつ祖母も認知症になるかも知れない、近いかもしれないという、そんな思いを持っていました。
また一人暮らしをしているので、そのことについても気になっていたのです。一人暮らしをしている祖母のことを心配して、何度も一緒に暮らすことを話してきました。しかし、元気でいるうちは一人暮らししたいという、祖母の願いがありました。
そのことはとてもよくわかります。元気でいるうちはなんとか一人で気ままに暮らしたいですね。そのことは私も感じているので、祖母の言うことはとても良く理解できたのです。またとても元気でいるので、余計にその気持ちが強くなったと感じられます。
もしも病気を抱えている場合は、不安になり一人暮らしをためらうことでしょう。しかし元気なのでより一人暮らしをしたいと言う気持ちがあった、と感じられます。
転倒で入院したことをきっかけに認知症の疑いが
そんな祖母ですが、転倒をしたことにより入院をすることになりました。その時から少しづつ祖母の様子が変わってきたのです。人は寝たきりになるとボケてくると言われますね。祖母も年が年だけにそのことについて心配をしていました。すると少しボケが見られるようになったのです。
こうしたことから入院している医師の勧めもあって、退院後は施設に入所をすることになりました。祖母にそのことを伝えると、祖母も納得をしていました。祖母が嫌がったら私と一緒に暮らすことを提案しようと考えていたのです。
ところがあっさりと納得してくれました。やはり自分で自分のことをできないという認識が祖母なりにあったと感じられます。
認知症予防のため施設に入所して得たものは?
施設に入所をするととても安心になれます。なぜなら施設がまず何よりも安全なところだからです。転倒をすることもほとんどありません。祖母は安静にすることも必要ですが、歩くことも必要です。安静ばかりしていると足腰が弱ってしまい、また入院をすることとなってしまうからです。
祖母が入所をしてからは、安心してかなり楽な気分になれました。まず安全を確保できたことが一番ですからね。またいつ認知症になるのかわからないので、そのことを見守ってもらう人もいるからです。
一人のままでいると、とんでもないことが起こってしまう恐れがあります。そう考えると、祖母が入所をしたことで身体的なことと合わせて、私自身もとても気分が楽になれました。
認知症予防ためとはいえおばあさんを施設に入居させたことだけど、考えてみると懸命な判断と言えるわね。一人暮らしをしたままだと認知症の発症の問題だけでなく、事故や詐欺にも遭いやすくなってしまう恐れもあるから。
確かに施設の中のほうが一人暮らしするよりも安全なところが多いこともあるけど、認知症予防の点から見れば施設の職員や同じ入居者との会話などコミュニケーションが多くなれば、脳に刺激を与えて認知症の進行を抑えられる可能性があるわよ。
逆に言うと一人暮らしをして他の人達とのコミュニケーションが少なくなると、結果として認知症が進行しやすくなってしまう恐れが高くなるわね。
コミニュケーションなどをして脳に刺激を与える機会も少なくなってしまうから、認知症が発症しやすくなってしまうわよ。
ただ家族といっしょに暮らしていても家族間とのコミュニケーションが少ないと、認知症が発症しやすくなってしまうわね。逆に一人暮らしでも他の人達とのコミュニケーションが多ければ、認知症の進行は抑えられるかもしれないこともあるわ。
積極的に会話をしてコミュニケーションを増やしていけば脳を活性化して認知症が発症しにくくなれるから、とにかくコミュニケーションが大事よ。
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