猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症と人の介護、日々の生活が認知症予防と進行を防ぐ

認知症予防にタオルたたみは効果あり?

認知症予防の基本的な考え方を書かせて頂きます。

最近では少なくなってきたと思いたいですが、何かお手伝いをやってもらうと良いという考えでタオルたたみだけしてもらう、とかの発想がもともとあったみたいですね。認知症予防にタオルたたみだけというのはありえるのでしょうか?

認知症予防の基本は、部分を切り取った支援ではありません。流れの中でできることはやって頂き、支援が必要なところは支援して、できない所は代わりにやるということだと学びました。

先ほどのタオルたたみでいいますと、はじめの、洗濯するという所から干すという流れが考えられます。

認知症予防に食事について考える

わかりやすい例で、食事について書かせて頂きます。

まず、「食べたいと思う」わけで何を食べたいか考えて頂いたり、一緒に考えたりします。少し補足説明として、基本的に脳の構造として科学的に難しすぎず簡単すぎず脳を使うと脳が活性化すると証明されています。基本文字合わせや音読等々の予防では、6分程で終わる感じがちょうどよい目安です。

で、話しを戻しますが、その入居者さんの認知症の程度と性格等によって、食べたい物の聞き方は変わります。単純に何食べたいですか?で答えてくれる方から、ご飯と麺どちらが好きですか?と2択で少しずつ聞いていくやり方等あります。

大事なのは必要な食べ物の具材を聞くこと

まぁ、細かく書くときりがないのでさっと書きますと、例えば肉じゃがに決まったとします。で、認知症予防として、ここで、再度頭を使って頂きます。例えば肉じゃがに必要な具材は何ですか?というような質問です。

これは注意深く聞くと、結構重要なことが聞けることがあります。それはその入居者さんの家庭によって、食べ物に入れる具材が違ってくるからです。

改めて本人から食材を聞くことによって、年を重ねてお子さんと同居してからはそのお子さんの家庭の食材です。その前の若い時はご主人さんに作ってあげていた食材が別であり、そういう食事を作り自ら作る。そして思い出すという自然な流れがあります。

このように、その昔の話を伺うという当たり前の生活が予防法!という形になると、回想法なんていうかっこよい言葉になるだけだと考えております。

歩行能力に合わせて買い物先を決める

さて、肉じゃがの続きですが、買い物に行きます。

ここでも予防ポイントです。その方の歩行能力に合わせて買い物先等決めます。歩いて行ける方なのか、それとも車を使い少し駐車場離れた所から歩いていける方なのか、あるいは車椅子使用していく方なのか等々あります。

このように、日常生活を分割して考えて支援するだけで十分予防になると同時に笑顔があふれる生活になると考えております。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?