認知症予防に有効な、和食を中心とした食事
祖母の認知症を抑えるための対策
最近、高齢の祖母に認知症に似た症状が現れ始めました。認知症の症状とは、具体的には、物忘れがひどくなってきたことでした。祖母も80歳近くになり、認知症の症状が出てきても、たしかにおかしくない年齢となりました。
とはいえ、高齢だからとあきらめるばかりではいけません。なぜなら、あまりに認知症の症状がひどくなると、本人にとっても不幸であるばかりでなく、家族にとっても大きな負担となってしまうためです。
そこで、認知症の症状を少しでも遅らせるように、何かよい対策はないかどうか、家族でインターネットなどで調べることにしました。また、認知症に詳しい人や、認知症の高齢者を介護したことのある人に、話を聞くこともしました。
認知症予防のための食べ物は何か
その結果、認知症予防には、食事が効果があるということでした。毎日、食事をするため、その食材や食事の仕方については、どうしてもおろそかになってしまいがちです。しかしながら、食事を少しでも改善することで、認知症予防に効果があることが研究結果でもわかっているそうです。
たとえば、日本人なら、昔ながらの和食にすることが、認知症の予防によいそうです。やはり、洋食よりも、昔ながらの魚や野菜を中心とした和食のほうが、血液中のコレステロール値を低くする効果があるそうです。
また、野菜や魚は、動脈硬化のリスクを下げてくれるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸がある食品です。このDHAを多く含んでいる魚は、具体的には、イワシやサバなど青魚、またマグロやブリ、ウナギ、サケなどにも多くあります。
また、野菜のうち、納豆や豆腐などの大豆製品は、血中コレステロールや中性脂肪を低下させてくれるありがたいレシチンが多くある食品です。同じように、シイタケにもコレステロール値を下げる効果があるようです。
認知症予防に和食のススメ
コレステロール値があがると、血管に血栓ができやすくなるなど、血流が悪くなる悪影響が出るといわれています。反対に、コレステロール値を下げると、血流がよくなります。
この結果、脳にも酸素がいきわたるため、脳の働きがよくなるのです。とくに、青魚や納豆、シイタケなどは、和食にふんだんに含まれています。
家族のうちに、若い人が多いと、どうしても食事も洋食に偏りがちです。これは、高齢者にとっては、負担になることがわかりました。また、コレステロール値も高くなりがちです。
こうしたことから、祖母の認知症を予防するため、食事を洋食中心から和食中心に切り替えることにしました。
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