猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症予防で私が試してみたデュアルタスクの体験

認知症予防にデュアルタスクを試してみる

私は65歳になります。親戚の中に認知症になっている人がおり、認知症という言葉は身近に感じられるものでした。

自分も認知症にならないようにと考えていた時に、たまたまテレビ番組のテーマで認知症の予防策を取り上げているのを見ました。

それは一度に二つのことを同時に行うデュアルタスクというものでした。ウォーキングと同時に何か他のことをするということも取り上げられていたのです。私も普段から毎日朝食後に音楽を聴きながらウォーキングを行っていましたので、やってみようと思いました。

手始めに歩行しながら引き算を

そこでウォーキングと引き算を同時に行うことにしました。引き算は200マイナス2、210マイナス3、200マイナス4、200マイナス5、210マイナス6、210マイナス7、200マイナス8、225マイナス9の8通りの計算を考えました。

最初の数から各々の数を引いていき計算がすべて完了すると答えが0になりますので、間違えてもすぐにわかります。この8通りの計算を1回のウォーキングで行うことにしました。このときに歩く速度も毎分480m以下にはならないように、との説明もありました。

普段のウォーキングは道路の歩道部分を約一時間歩いていましたが、デュアルタスクでは車や自転車等で危険だと思い、近くにある河川敷の遊歩道で行うことにしました。河川敷の遊歩道は一周で約1.5Kmあります。

歩行しながらの計算は簡単そうで難しい

早速翌日の朝食後に実践してみました。ウォーキングをしながら計算をしますと、初日は歩く速度が遅くなってしまいました。計算することに集中して、歩くことがおろそかになっていました。

ウォーキングと計算のバランスを取ることは、簡単そうに見えますが結構難しいものです。声を出して計算すると効果が上がると聞いていましたが、さすがに周りに遊歩道を利用している人がいると抵抗があり、声を出すことはできませんでした。

初日は計算が一通り終わるのに一周近くかかりましたが、それでも二日目、三日目と回数を重ねる毎にスムーズに出来るようになりました。半周もかからないで計算を終えることができるようになりました。良く考えてみますと実際に暗算をしているのではなく、暗記に近いかもしれません。

デュアルタスクで暗記でなく計算する

2ヵ月程続けてデュアルタスクを実践しましたが、やはりこれは暗記で効果は大丈夫だろうかという疑問は常に持ちながらウォーキングをしていました。

そこで毎日ではなく、一週間に3回と回数を減らしてみました。すると時々計算が間違えることも出てきたので、この方法であればきちんと計算をしていると思えるようになりました。

現在も一週間に3回デュアルタスクを行うということを続けています。まだ効果を実感するところまでは行きませんが、認知症の予防として自分自身の役に立っていることを願っています。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?