猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症の初期症状と診断された父が前向きに行ったこと

物忘れの増加は認知症の初期症状?

最近、定年退職をした父が家で過ごすことが多くなったせいか物忘れが増えるようになっていきました。初めは疲れから来ているのか、ただの物忘れなだけなのかと想い心配をしていなかったのですが、明らかに忘れっぽい症状に家族も不安を覚えるようになりました。

少し心配になってきたので、病院へ連れて行くことにしたんです。検査の結果、軽い認知症の初期症状かもしれないと診断され、正直ショックを隠せませんでした。ですが、几帳面で真面目な性格の人には多いそうで、早いうちからリハビリや訓練を施せば進行は防げるとのことでした。

確かに、父は根っからの真面目気質で何事にも一生懸命な性格なので毎日気を張って生きてきたと思います。なので、長年抱えていた責任の荷が下りて父もやっと穏やかな生活を取り戻せている最中に起きた出来事だったので、父もかなり落ち込んだようです。

そんな落胆した父の後姿を見て、私達も父のためにできることは何でもしてあげたいね。という意見で一致しました。

認知症予防のための食べ物を選ぶ

まず私達がしたのは、栄養のある食事を作ることです。あらかじめ認知症に良い食べ物を調べてレシピを見ながら作るようにしています。

大豆は認知症予防に役立つ食品

認知症予防になる食べ物として私達が注目しているのが、大豆製品です。大豆には、脳を活発に働かせ記憶を促す効果があります。大豆は色々な物で取り入れることができて便利な食品です。

例えば、朝食は納豆を必ず食卓に出します。根菜類が豊富に入ったみそ汁も大変良いです。

そこに、大きめにカットした豆腐を入れれば大豆を十分にとれます。木綿豆腐を選ぶようにし、硬めのをあえて食べることで満腹中枢を促したりかむ回数を増やすことで脳への刺激にもつながっています。

そして最後に豆乳を入れたグリーンスムージーを父だけではなく家族全員で飲むようにしています。

鉄分は血液をサラサラにしてくれる

お陰で私達も健康志向になりました。昼はストレスがたまらないように好きなのを食べてもらっています。

夕飯は、大豆を混ぜたひじきやわかめを積極的にとるようにして鉄分も多くとるように心がけています。この同じレシピを週に3回ほど取り入れています。

鉄分をとることできれいな血を作ることができるので、血液もサラサラになって健康にもなります。量としては、大皿に乗った物を自分達で取って食べるよりも一人分の皿に分けてとる感じです。回数は、朝晩の二回大豆をとることを心がけています。

脳を活発にするため有酸素運動も

運動に関しては、病院の診断を受けてから父も積極的にウォーキングをするようになりました。朝起きてから、30分程有酸素運動を取り入れています。腕を大きく振ったり足幅も大きく広げて歩くことで脳への刺激だけではなく体力も付いて一石二鳥だと父も言っています。

これを3ヶ月ほど施しましたが、行う前と比べてだいぶ変わった点があります。まず、父の笑顔が増えて自信が付いた気がします。そして大豆を積極的に摂ることで脳の働きも活発になった気がすると父も言っています。記憶力も低下してる感じは今のところ感じられませんし、今も継続的に病院に通院していますが問題ないようです。

初めは家族全員が不安に襲われましたが、一番怖かったのは父だと思います。でもそんな中でも家族全員で一丸となって協力し合い助け合ったからこそ、今も笑顔で過ごせているんだと実感しています。

これからも「継続は力なり」という言葉を信じて、できることから一つ一つがんばっていきたいと考えています。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?