認知症の改善に効果がある食事は和食を中心として
祖母の認知症の症状を改善する食事とは?
最近、高齢の祖母に、認知症に似た症状が出始めました。具体的には、自分のしたことをすぐに忘れてしまうことです。たとえば、食事をしたばかりなのにすぐ食事を取ろうとするなどの症状です。
こうした認知症の症状は、はたして改善することができるのでしょうか。もしも認知症の症状が改善できるなら、本人にとっても家族にとっても助かります。
そこで、インターネットなどで認知症の症状を改善する方法について調べてみることにしました。すると、認知症の症状を改善する食事法があることを知りました。
認知症の予防に役立つ食べ物は和食にあり
たとえば、和食に含まれている青魚がその好例です。マグロを始めイワシやサバなどの魚に多くあるDHAは、脳の健康によい栄養素です。他にもDHAはブリ、ウナギ、サケなどの魚にも多くあります。最近では若い世代を中心に魚離れが進んでいるといいます。ところが、魚にある成分に認知症を改善してくれる効果があるとは驚きでした。
またの名を「畑の肉」という大豆にも、認知症を改善してくれる効果がある栄養素があります。豆腐などの大豆食品には、記憶力を強化する「レシチン」という成分があります。このレシチンは、脳内神経伝達物質を生み出す効果に役立たせることができます。レシチンによって、目や耳から入ってきた情報をスムーズに脳に伝達できるようになるのです。レシチンを多く摂取することで、脳の全体的な機能が向上するというわけです。
大豆食品は、日本人の食卓に欠かせません。大豆は豆腐だけでなく、みそやしょうゆにも使われています。和食を中心とすることで、脳の機能が強化されるとのことです。また同じ大豆を使った食品でも、納豆にはレシチンだけでなくビタミンKなどの成分があります。納豆も脳を活性化させる効果に役立たせることができます。
さらに、出汁をとる際に使うシイタケにも、グルタミン酸など認知症を防ぐための栄養素があります。グルタミン酸には、脳の老化を抑える効果が役立たせることができます。他にもシイタケには悪玉コレステロールを抑えてくれるエリタデニンやフィトステリがあり、認知症予防にも期待できるのです。
認知症を改善させるため食事を見直しました
このように、和食に使われる食材には、認知症を改善するのに大変効果的な栄養素が多くあります。最近は生活の変化とともに、食事も洋食が多くなりがちです。それでも和食を中心とすることで、認知症を改善する効果が期待できます。
こうしたことから、祖母の認知症を改善するためにこれまでの食事を見直すことにして、食べ物も栄養豊富な和食を中心に切り替えることにしました。認知症の改善の効果はすぐには出てくるものではありませんが、祖母の認知症の症状が少しでも改善できるようこれからも続けていきたいです。
魚でもマグロ、特にクロマグロのトロは100gにつきDHAが3.2gでEPAが1.4gもあるから、お刺身は栄養の宝庫よね。(※参考資料:文部科学省 日本食品標準成分表 2015年版(七訂)脂肪酸成分表)
トロのお刺身は、お母さん達がエゴマ油や亜麻仁油(アマニゆ)にかけて食べているわ。お母さんが言うには、味にコクが出ておいしくなるからやめられないって。
でもトロのお刺身は最近1,000gにつき1,000円以上も値上がりているから、たくさんは買えないと悩んでいるわよ。(私も毎日キャットフードよりもトロのお刺身が食べたいなぁ・・・、なんてね。)
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