猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症の症状改善に効果的なコグニサイズとは

認知症予防のための体操を探して

80歳近くなった祖母に、認知症に似た症状が現れるようになりました。高齢になったせいか、物覚えが極端に悪くなったのです。

そこで、認知症予防に効果のある体操はないかと、インターネットなどで調べてみました。すると、運動と脳機能の強化を一体化させた「コグニサイズ」という体操があることを知りました。

運動と脳トレを合わせて体操するコグニサイズ

このコグニサイズは、国立長寿医療研究センターが開発したものです。コグニサイズは運動だけでなく、体操に計算、しりとりなどを組み合わせたものをさします。

一般的に認知症予防には軽い運動が効果的だといわれています。それは体を動かすことが脳を刺激することと、血液の循環がよくなるためだといいます。ただ高齢者となると、激しい運動はできません。また、簡単な計算などをする機会も次第に限られてきます。コグニサイズは、そうした課題を解決するために開発されたものです。

コグニサイズの種類としては足ふみをするコグニステップや、軽いダンスをするコグニダンス、歩く動作を取り入れたコグニウォーキングなどを含んでいます。その総称をコグニサイズと呼ぶのです。

ただし、コグニサイズは激しい運動ではありません。軽く息がはずむ程度の運動をさします。軽い運動によって脈拍数が適度に上がり、計算やしりとりなどの課題を時折間違えてしまう程度の難しさを必要とします。それによって運動をするだけでなく、脳の活動が活発化するよう刺激を与えるのです。

コグニサイズでコミュニケーションをとる

こうしたコグニサイズによって、認知症の症状を改善させることができるといわれています。コグニサイズは一人で行うよりも、集団で行ったほうが効果的だといいます。

やはりグループで行ったほうが、楽しみながら認知症を改善させることもできます。また、コミュニケーションをとることで脳への刺激にもなります。さらに家庭でも気軽に行うことができるのが、コグニサイズの特徴です。間違っても家族と楽しみながら取り組むことができます。

最近では、動画サイトでもコグニサイズの方法を解説しています。また全国各地で、コグニサイズのセミナーなども開催されています。コグニサイズは毎日30分程度の短時間でもいいので、継続して行うことが大切です。

コグニサイズに認知症予防の期待を込めて

老化とともに体が衰えるだけでなく、どうしても認知機能も低下していきます。しかしながら、コグニサイズなら無理なく認知症の症状を改善させていくことができそうです。

このようなことから、祖母にもコグニサイズを勧めることにしました。祖母だけでなく私達家族も協力して無理せずコグニサイズを楽しみながら、認知症を予防したいと考えています。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?