猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

脳を刺激する体操で少しだけ元の笑顔が増えました

入院した祖父が認知症に

私の祖父が認知症だとわかったのは、三食の食事をいつも食べたあとに「御飯はいつ食べれるんかな。」と言うことがきっかけでした。

骨折がきっかけで入院した直後のことだったので、なんかボーっとしてるのかな。と思うくらい他のことは通常通り話ができるので、もしかすると病院にいくのが遅くなってしまったかもしれません。

病院へ行って認知症だと告げられたとき、これはなんとかしてあげたいと思い色々と自分なりに考えたり看護士さんやお医者さんに何か少しでも情報をもらえたらそれを即実行にも移しました。

手の運動を楽しんで脳を刺激

その中で祖父が楽しんでやっていた指運動が効果的だったようです。

方法はこんなのでいいかと思うくらいに簡単です。両手を前に出し、あるいは横になっていたら両手を上にあげます。手をグーにして、両手の違う指から一本ずつ指を出していきます。五本だしおえたら次はまた両手の違う指から一本ずつ指をおっていきます。それを五回くりかえすのを一日に何度かします。

あとは、グーチョキパーを両手違うものを出してランダムに左の手と右の手が出したものがいっしょにならないように「線路は続くよどこまでも」をできれば歌いながら、あるいは横で歌ってあげながら出します。これだけです。

これは意外にも普段使わない脳の刺激になるということで、家でも入院したベッドでも頻繁にやっていました。とても楽しそうでしたし、そのときは生き生きした顔だったので私たちからすれば本当に幸せな時間でした。

認知症は楽しみながら予防したい

難しいことはしなくていいのです。家族や本人に何かそれをすることでストレスがかかってしまうことは、私はする必要はないと感じます。楽しくてある程度脳に刺激が毎日少しずつでもあればと考えています。

その為に簡単なトランプも私はよくします。ババ抜きや七並べ、トランプでなくてもオセロでも好きなものがあれば良いのです。私の祖父の場合は二年程毎日そういうことをしながら楽しみながら、徐々にひどくはなりましたが、それでもゆるやかだった方だと思います。

また、祖父自身も楽しく実践してくれていたので、周りの私たちにも笑顔をくれましたし、私たち自身も楽しく介護もできたと感じています。

そういう簡単な楽しい脳の刺激になるゲームみたいなことを試したことで、祖父は楽しいとその時間はいつも笑っていました。イライラすることや怒鳴る時間もありましたが、その後でもゲームをいっしょにすれば笑顔になってイライラも解消されていたので、結果的にやはりやって間違いだと考えたことは一度もありません。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?