猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

その兆候を見逃してはいけない!親の認知症は静かにいつの間にかやって来る

認知症は高齢者には避けられない問題

親には長生きしてほしいと思うのは子供の願いですが、親が高齢になると認知症の心配をせねばなりません。老いは誰にでもやって来ることで、ある意味避けられない仕方のないことでもあります。

時にTVなどで90歳を過ぎたような方が、元気に達者で話したりしているのを見ると、凄いなと思います。老いも認知症も個人差があるようです。中曽根元首相なども100歳近くなっても、TVで持論を述べたりもしてますから驚きます。

母の話し方から昔の記憶のほうが確か

私の父は77歳で亡くなりましたが、元々口数の少ない人でしたが、心身共に衰えて大人しくなって認知症があったのか無かったのか分からないうちに亡くなってしまいました。

母は87歳で健在ですが、完全な認知症です。今ではつい今しがた話した会話も忘れています。時間にして2~3分前に話したことも忘れて、同じ話をする事になります。

自分の兄弟の生き死にも忘れて近所の知り合い、親戚、誰が生きて誰が亡くなっているか話の度に教えるようなありさまです。何を言っても同じという気にもなりますが、話している瞬間はそれなりに会話になっていますので、いい加減に話をしていると怒られてしまいます。

5年前、10年前のことより若い頃の記憶の方が確かです。子供時代に母親の手伝いをやらされた話や、30代、40代の頃に近所の中の良かった奥さんと買い物に行ったことなどはよく覚えているようです。

認知症はじわじわと迫ってくる

認知症はある日突然になるものではなく、段々とそうなっていきます。その人の性格や性質の延長線上にくるので最初は気が付きにくいのですが、その兆候は次第に日常の行動や会話に出てきます。

親は幾つになっても子供を案じて、口うるさく注意したり、愚痴や文句を並べてきますが、それが次第によりしつこく少し頓珍漢になってきます。

認知症で疑い深くなってしまった母

母も古い人で物を大事にする人でしたが、私や妹が母の服や、花器などを捨てていると疑ったり詰る様にようになりました。母の物など誰も触りもしないのですが、母には捨てているように思うのです。

私には通帳から300万円盗ったろうとか、全く訳の分からない事を言うようになりました。最初はそんな事はしていないと言うと黙っていましたが、忘れた頃になるとまた言い出します。

何度も言われると母も認知症というか、言い返しても無駄だと思うようになって適当にあしらうのですが、金の話でもあり、叔父さん叔母さんの親戚や近所の人にまで言い出すので、こちらの名誉にも関わりますのでつい強く否定することもあります。

そうすると目に涙を溜めて「どうせあんたに遺すものだから、盗って使っても良いのだけれど・・・」などど言われると悲しくなります。

認知症の親と付き合うためには

同じような歳の親を持つ従兄に話すと、自分の親も同じようなものだと言っていました。従兄が言うには認知症に薬があってそれを服用すると少し容体がよくなるというので、早速主治医に相談して薬を出して貰いました。

薬を飲むようになると大分良くなったような気もします。薬の事をもっと早く知りたかったなどと思います。

確実に老いはやって来るので、親の面倒を見る事になる立場の人は、介護や認知症について知識を得るよう努めると良いと思います。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?