認知症、物忘れ防止に向け外の世界に触れましょう
考えることをしないと脳が低下して認知症になってしまう
認知症や物忘れは、年齢を重ねていくにつれて症状が起こりやすくなります。かくいう自分も他人の名前が出てこなかったりしています。さらに自分の母親も物忘れなどが最近目立ってきているように感じる事から、調べた事があります。
まず人間は物事を1時間経てば半分以上の事は忘れてしまう生き物なのです。短期記憶ですぐに暗記する機能が低下しやすく、即時に記憶する事が難しくなります。反対に長期記憶で昔の事などは思い出せることが多く、そのため認知症の方々などは昔の事などをたくさん話し同じ事を話してしまうことが多いのです。
年齢によって脳の機能が委縮してしまいますが、脳は筋肉と同じで鍛えれば鍛える程活発になることもできるのです。自分達で考えたり思い出したりする事が少なくなると、認知症や物忘れが多くなりやすいのです。
人間は考える事が出来る生き物でありますが、毎日同じ事を繰り返すと頭で考えなくても行動が出来るようになっています。考える事が大変な作業であるために、考える事を止めて同じ行動をとってしまうことが多くなるのです。そのため毎日同じ行動をして考える機会が減っていく事で、脳の機能が低下し認知症、物忘れとなってしまうのです。
考えることで脳を活性化して認知症を予防する
対策としてどうするのがいいのか、それは人と話す事が1番です。自分で見た事、学んだ事を人と話してコミュニケーションをとる事で、自分の中の短期記憶として残っている情報が長期記憶へと移行しやすくなります。
他にも当日あった出来事を日記などで振り返り文字として残す事でも、認知症の予防につながります。普段の食事で1週間前などに自分が何を食べたのかなどを思い出したりする事も手です。このように、毎日同じ事を繰り返した方が考えずにすんでしまうので、新しい体験をすることによって脳に刺激が加わり委縮予防にもなります。
認知症や物忘れといった方々に多いのは、考える事をやめて同じ事を繰り返し行っている事が多いのです。1つ1つの物事や動作に対してなんでなのかと考えたりする事で脳の活性化につながり、認知症や物忘れの予防にも役に立つことができます。
母の物忘れ対策として、母との会話を今までよりもさらに増やすことにしています。相づちだけで済ませるでなく、母が頭を使うことで脳に刺激を与えるように常に意識して、会話を進めることにしています。
外の世界に出て脳に刺激を
今ではスマートフォンやパソコンが普及して何でも検索すれば情報が公開されるため、人々の記憶力は低下しやすくなっています。それでは脳の機能が落ちていく一方なのです。
外出をして新しい体験に取り組みながら知人達などと自分が学んだ事、体験した事などたくさんコミュニケーションをとり、認知症の物忘れを予防していきましょう。
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