猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

ビーズ細工を始めてから物忘れが改善されました

手芸が認知症予防になるのはなぜ?

私の母は現在60歳、同い年の父と二人で暮らしています。私も兄弟も実家を離れてそれぞれ家庭を持っています。孫はいますが、少し離れたところで暮らしているので、なかなか会わせられないことを申し訳なく思っています。

仕事はスーパーのレジでのパートをやっているのですが、最近物忘れが始まってきて仕事に支障が出ることもあるそうです。母は、パートをやめたら絶対認知症になると怖がっていました。

そこで私は認知症予防の方法について調べてみました。認知症予防に有効なことのひとつは手芸をやることなのだそうです。手や指には神経が集中しており、細かい動きをすることで脳は強い刺激を受けるため、認知症予防に効果的とのことでした。

ビーズ細工にはまって

母はアクセサリーが好きだったので、ビーズ細工でアクセサリーを作ることを勧めてみました。最初は難しそうと思ったようであまり乗り気ではなかったのですが、孫と遊んだときにビーズで簡単なものをつくってあげたら喜ばれたようで、それからビーズ細工にはまるようになりました。

月1回、地域の公民館で開かれているビーズ教室に通うようになりました。母は友人が少なかったのですが、共通の趣味を通して気の合う仲間が出来たらしく毎月楽しそうに教室に通っています。教室が終わったあとは友達とお茶して帰ることもあるそうです。

教室以外に家でもビーズ細工をするようになりました。先生に教えてもらったことの復習だけでなく、自分で本を買ってきて独学で勉強して作っています。午前中のパートが終わってから夕飯の支度を始めるまでの1日2時間ほどビーズ細工をしています。

母は今まで趣味がなかったので、ビーズ細工という趣味が出来てからは子育てが終わって以来初めて生きがいが出来たと言っていました。ビーズでアクセサリー作っている時間は最高にワクワクしているとのことです。

ビーズ細工のおかげで活動的に

ビーズ細工を初めてから、友達が出来たりビーズの本で勉強するようになったため日常生活にメリハリがつくようになり、表情が明るくなりました。以前よりも口数が増え、活動的になりました。

ビーズ細工で手を動かすことはもちろん認知症予防につながっていると思うのですが、それだけでなくビーズ細工を通して生活が変化することで、気持ちが若返ったのだと思います。

物忘れを気にしていた母ですが、1年ほどビーズ細工を続けていく中で、物忘れは少し改善されたように思います。私が話したことなど以前はよく忘れられていたのですが、今では比較的よく覚えておいてくれるようになりました。

手芸やアクセサリーが好きな人にとって、ビーズ細工は認知症予防に効果的なことだと、実際に母を見ていて感じています。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?