猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症の予防と対策にオセロゲームを試してみた

認知症の予防で始めたオセロ

物忘れが目立つようになってきた私達夫婦は、認知症になることをとても恐れていました。何か予防になることはないかと考えていたのですが、二人一緒に実践できるものをなかなか見つけられずにいました。

そんな時、たまたま引き出しの奥から携帯できる二つ折りの小さなオセロゲームの盤を発見したのです。元々オセロは好きなゲームでしたが、持ち歩くために買ったものの使う機会もないままに引き出しの奥で眠らせていたことをすっかり忘れていたのです。

私達は早速オセロを楽しみました。頭を使うことが予防になると聞きかじっていたのでこれは本当にいいものが見つかったと喜んだのです。しかもオセロは二人でしかできません。二人一緒に認知症の予防になることができないかと思っていた私達は、大切な探し物が見つかったようですぐに夢中になりました。これが、オセロを始めたきっかけでした。

最初はただゲームをしていただけでした。毎晩寝る前の三十分から一時間くらい集中しました。そのうちにただするということだけでは物足らなくなり、勝敗の記録をつけるようになりました。勝ったり負けたりが一目で分かり、モチベーションもどんどん上がるようになりました。

オセロのマンネリ打破のためゲームにテコ入れ

楽しみながら認知症の予防ができている気分にも浸れていつまでも続けられるような気がしていました。ルールもシンプルなので手軽に始めるのにはもってこいだったと思います。

しかし、最初は夢中になったものの、やがてマンネリ感が出てきてしまいます。私達は認知症が怖かったので、何とか続けたいと願っていました。

そこで食事をかけてゲームをするようにしてみました。かけ事になると、下がりかけていたオセロに対するモチベーションが一気に跳ね上がったのです。また、私達は毎晩白黒の小さなボタンのような紙の石を裏返すことに集中しました。

認知症の予防には手先を使うことも効果があるはずだと、指先に比べて小さ過ぎる石のめくりにくさにも期待をしていました。

一年間ぐらい続けていたのですが、マンネリの波は避けられずやがて飽きてしまった私達はいつの間にかオセロをしなくなっていました。余りに何かを急ぎ過ぎたのかもしれません。細く長く続けることが大切だと痛感しています。

オセロは認知症の予防対策のためのストック

また、私達は二人で一緒にできる予防策を考えなくてはなりません。今度は急がずに、毎日でなくてもいいじゃないかとゆったり構えていきたいと考えています。

オセロ盤は二つに折りたたまれて、再び引き出しの奥に入れられてしまいました。いつかまた、ふとした時に発見して再開するかもしれませんが、それでいいと思っています。何も一つだけでなくても、いくつかレパートリーがあってローテーションできる方が楽しみも増えます。

オセロは頭も手先も使うゲームなので、認知症の予防対策として今はストックしている状態です。ストックがあるという心の余裕ができたことだけでも、オセロに没頭できた日々は認知症対策に無駄ではなかったと考えています。

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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?