猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

アルツハイマー型認知症と診断された祖父の記憶障害や老老介護などを体験して

記憶障害を起こした祖父はアルツハイマー型認知症?

去年の7月に亡くなった祖父は、認知症を患っていました。家族がその異変に気がついたのは亡くなる2年ほど前でした。少しずつではありますが、物忘れが増えていったのです。

まずはひ孫の名前を忘れてしまいました。その時はまだ年のせいだと思っていたのですが、そうではありませんでした。徐々に、ついさっき食べた夕飯を食べていない、と言い出したり、なぜかお風呂にも入らなくなったり、1日中寝てばかり過ごすようになりました。

「さすがにおかしい」と家族で話をして、病院へ診察を受けることにしました。診断結果は、「アルツハイマー型認知症」となったのです。「アルツハイマー型認知症」は、脳の前頭葉が萎縮して脳細胞が死滅していき、記憶障害や行動障害などの症状を引き起こします。

短期記憶障害の影響で老老介護に

祖父はこの記憶障害の中でも短期記憶の物忘れが激しい病気でした。短期記憶障害は他の障害とは違い、数分前にしたことを覚えていなかったり、食べたはずの食事を忘れてしまったりと、「ついさっき」のことを覚えておくことができなくなります。

祖父が食事を忘れていたり、自分の言ったことを覚えていなかったりしたのは、この症状が出ていたからです。祖父は祖母と二人暮らしでしたから、祖父が認知症になってしまい、祖母は大変な思いをしていました。

少しずつ祖父の認知症は悪化していき、トイレの失敗が増えたため、紙おむつを履いて生活していました。祖母も足腰が悪かったため、その老老介護は大変つらかったのではないでしょうか。

介護サービスを受けるために介護認定を

私たち家族もできる限り協力はしましたが、祖母の負担はなかなか減りませんでした。もう限界だと感じ、介護認定を受けて介護サービスを利用することを勧めました。

まずは要介護申請をしようと手続きをしたところ、要介護2と言われました。要介護2は自力で最低限のことはできるが、人の手を必要とする状態のことなので、週に2~3回デイサービスに行き、時々ショートステイを利用していました。

やがて介護生活も2年近く立ったころ、祖父は肺を悪くし、入院しました。結局そのまま良くなることはなく、亡くなってしまいましたが、祖父自身も私たち家族もどこかほっとしたような心境だったと感じられます。

認知症の介護問題はどうすればいいのか?

認知症の介護というのは想像以上に大変で、私たち以上に苦労されている家族はたくさんいます。核家族化や高齢化社会が進行する現代ですから、老老介護、孤独死などの問題の解決は難しいでしょう。

祖父の認知症の介護を通して、私が社会にできることがあれば積極的にしていきたいです。



    • 老人が老人を介護する老老介護、これは我が家も避けては通れない問題かもしれないわよね。

    • 今はお母さんの故郷ではおじいさんとおばあさんが夫婦いっしょに暮らしているけど、上のようにおじいさんが認知症になってしまったら、おばあさんが介護をすることになるわ。(逆もまた然り。)

    • あとはお母さんが年をとったら、おじいさんかおばあさん、あるいは両方共介護することになるのかしら?

    • どちらにせよ、介護にかかる負担が大変なのを考えると、介護サービスを受けたほうがいいのかなど、今のうちに何をしたほうがいいのか対策を考えたほうが身のためよね。

    • って私が話している間に、またパグが私のごはんを勝手に食べているわ!しかも食べ終わったらすぐにごろ寝してるし!

    • こんなに食べ過ぎて運動不足が続いてたら、年老いた頃には認知症になっても知らないわよ!

    • でも、犬の老老介護は私も勘弁願いたいわ。(´;ω;`)




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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?