猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

認知症の介護と周りのサポートで祖父の行動がおかしいと感じたことは?

認知症のきっかけは大腸ガンで入院?

母方の父、つまり祖父が一人暮らしは大変とのことで、同居生活が始まりました。70才を超え、一人暮らしのアパートでは、雨戸を開けず、ゴミ箱には大金が捨ててある、食事もとっているかどうかわからない状態だったようです。

家に引越してから自分の車で移動することも少なくなり、なかなか外に出なくなりました。
新たな友達も出来ず、周囲との関係も希薄に…。そんなある日、腹痛を訴え病院へ検査を受けたところ「大腸ガン」と診断され、ストーマ造設の手術を受けることになりました。

当たり前ですが、入院です。

退院してからの異常行動は認知症のせい?

それから2ヶ月間くらい経ちました。退院し、自宅療養が始まったと同時に、異常行動が見られました。

最初は失禁からでした。トイレの場所がわからず、室内で放尿してしまいます。そして、造設したストーマも外してしまい便まみれ。母が毎日疲れた顔をしていたのを思い出します。

また食直後にご飯を食べていないと、炊いておいたご飯3合を1人で食べてしまったりと、記憶障害の部分でも異常行動が見られるようになりました。

どんどん悪化する異常行動にやっと病院へ診断を受けに行くことになり、認知症の診断を受けることになりました。また行政とも繋がることができ、ケアマネジャーがつき、サービスを利用するようになりました。週3回のデイサービスです。

トラブルは自宅での介護だけでなくデイサービスでも

自宅介護時間が少なくなり、平穏が訪れるかと思いきや、デイサービスでもトラブルが発生してしまいました。

祖父は認知症と大腸ガンはあっても、足腰はしっかりしていました。何度も何度も離院してしまい、しまいには他の利用者さんまで誘い施設外へと出て行ってしまいました。

内鍵等対応されていましたが、なんとか解錠できてしまうんです。祖父は「閉じ込められてるから、助けたんだ。」と言い、全く悪気はないんだと言い張っていました。そうなると、施設側としてみたら、受け入れ困難になります。
また、新たなデイサービスを見つけ、ショートステイを併用しながら生活していました。

認知症の介護は家族のサポートだけにしないこと

お正月になって、祖父は自宅にいましたが、急な嘔気と腹痛を訴え、救急車を呼びました。
イレウスだったようで、そのまま数ヶ月入院を続け、亡くなってしまいました。病院では、一生懸命介護をしていた母には「誰だ」と言っていて、とても切なくなった記憶が残っています。

認知症になった本人も辛いけど、サポートする周りも辛いものです。私はそんな人達の助けになりたいと、看護師になりました。認知症の方を支える家族を支えることが、私の役目だと感じています。

辛いときは、身内だけに相談ではなく、必ずサービスを利用してください。介護は1人では無理です。

行政や施設、外部の力を借りて、チームで介護を行なっていくことがこれからの超高齢化社会には必要なことだと感じました。

    • 自宅での認知症の介護に限界がきたから介護施設へ入所させても、その施設でトラブルを起こしてしまう。

    • これほど手に負えないものはないわね。家族もデイサービスの人達も大変な姿が目に浮かぶわ。

    • もしおばあさんが認知症の介護を受けることになったら、お母さんだけでは負担がかかりすぎることになるわよね。

    • そうなると、デイサービスなどの公共サービスも欠かせなくなるというわけ。

    • でも介護が大変だからといって、猫の手を借りるってのは勘弁してほしいわよね。(´・ω・`)

    • 猫が認知症のお年寄りの介護なんて、前代未聞だわ。(TOT)



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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?