認知症は人間だけではない!愛犬の認知症の進行を食い止めるために実践していること
認知症は人間だけでなく犬もにかかってしまうのか?
犬の平均寿命が延びたことで、犬の認知症も増えています。中型犬や小型犬は13歳、大型犬は10歳を過ぎた頃から兆候が現れ、認知症が進行してゆきます。
認知症のメカニズムは明らかになっていませんが、大型犬の方が認知症になりやすいのです。わが家の愛犬(ラブラドルレトリバー;メス)は、12歳ごろから、アルツハイマー型認知症のような兆候が現れました。
愛犬の認知症の主な症状が6つもあったとは
1.飼い主に反応しなくなりました。
飼い主の指示・命令を無視したり、飼い主の制止を聞かなくなったりしました。飼い主を判断できなくなったことが原因です。
2.ひたすらぐるぐる回るようになりました。
部屋の中を徘徊(はいかい)したり、ぐるぐると1カ所を回り続けたりするようになりました。何が目的なのか意味不明で、回る理由がないのにです。
3.顔を突っ込んで出られなくなるようになりました。
家具のすきまに入ると後退できずに、そのまま出られなくなりました。散歩中も、家屋のすきまに入り込んで出られなくなり、大型犬なので救出するのに近所の住民の間で大騒動になったことがありました。
4.食べ過ぎるようになりました。
食べたばかりなのにすぐにほしがり、食べたことを覚えていないのです。こちらが与えただけ、すべて食べてしまうようになりました。
特にウチの愛犬は糖尿病を併発しているので、喉(のど)が渇くらしく水をひたすら飲みます。おなかがパンパンになるまで水を飲み続けるのです。
5.昼夜逆転の生活をするようになり、夜になると吠えるようになりました。
昼間寝ていて夜中に活動するのです。寝ている時間が長くなり(起こしてもすぐに寝てしまう)、夜中に意味もなく遠吠えをしたり、来客が来ていないのに鳴き続けたりするようになりました。
6.攻撃的になりました。
以前は、おとなしい性格だったのに、エサをあたえるとき、すぐに食べようとして飼い主の手を強く噛(か)むようになりました。以前は、噛むときは軽く噛む程度でした。
愛犬の認知症の進行を予防するためするべき2つのこと
こうした愛犬の認知症の進行を少しでも食い止めるために、獣医師のアドバイスをうけて、現在、2つのことを実践しています。
1.適度な運動で筋肉量を維持させています。
食事に気をつけ、タンパク質を適度にとらせています。犬のペースに合わせて散歩をして、ときには、ドッグランを利用して、適度な刺激を脳にも筋肉にも与えるようにしています。
2.適正体重も維持させています。
肥満は軟骨やじん帯にも負担をかけ、関節炎を引き起こすからです。また、肥満になると心不全や肝機能障害の病気も引き起こします。こうして肥満から病気になり寝たきりになると、認知症がますます進行してゆきます。
我が家のパグが認知症にかかってしまったら、とんでもないことになりそうね。
今でさえ食いしん坊なのに、ますます食いしん坊になってしまうかも。
今お腹いっぱい食べたばかりなのに、またお腹空いたと私達のごはんまで全部食べてしまいそう。
そうなったら、私達のごはんがなくなってしまい食べられなくなってしまうわ。(T_T)
ところでそのパグだけど、今何しているの?
さっき私達のごはんの残りを全部食べて、ハウスの中で満足した顔してグーグー寝ているわ。
後で食べようと残しておいたのになくなってしまったからもしやと思ったけど、やっぱりあのパグの仕業ね!このまま食っちゃ寝ばかりしてたらそれこそ本当に認知症になりかねないから、今すぐ運動をたっぷりさせないとね!
あーあ、また追いかけっこが始まりそう。あのパグのことだから、追いかけられたら興奮してぐるぐる駆け回ってすぐに息切れ起こしそうだわ。
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