猫だって認知症を予防して家族を守りたい

猫も大きな野原を駆け巡りたいけど、大好きな家族を認知症から守りたい(ΦωΦ)。認知症に関わるエピソードや、認知症予防のための食事や運動などを紹介します。

5年前に認知症を発症させて症状が進行して被害妄想までいった主人の父

物忘れが増えたのは認知症の初期症状?

主人の父が今現在認知症です。4年ほど前に病院で検査したところ診断されました。

最初は何度も同じ質問をしてきたり、物や人の名前がすぐに出てこず「あの」や「それ」などの言葉が増えてきたりしました。少し口数が減ったかな?という程度で、高齢になったから物忘れが増えてきただけだと、家族みんなが感じていました。

というか、そう感じたかったのもあります。人の名前が出てこないなんて、私達夫婦でもよくある事ですし。でも内心、もしかして認知症が始まったのかもしれないと考えていました。

認知症の症状が進行したのは脳を使わないから?

そして月日が過ぎるごとに変化が表れてきます。

お会計の時にどの小銭を何枚出せばいいのか分からずに手こずる。ATMの暗証番号が思い出せなくてお金を下ろせない。いつも孫と通っていた公園までの道がわからなくなる。最寄り駅から自宅まで帰れずに姑の元に迎えに来てと電話がくる。

などなど初期の頃よりも、少しずつ症状が進行していきました。

診断を受ける頃にはやっぱりなという感じでした。今振り返れば、定年後毎日家にいるようになってから物忘れの症状が少しずつ出始めたので、退職して頭を使わなくなったから、その分脳が衰えていって発症したのではないかと感じます。

認知症の進行で被害妄想にかられ泥棒扱いするように

最初におかしいなと思い始めてからもうすぐ5年が経ちます。

姑から聞いて一番衝撃的だった話が、自分が直していた銀行の通帳の直し場所がわからなくなり、姑を泥棒扱いしてバットに手をかけたことでした。バットは家に万が一泥棒が入ってきた時用に備えて、以前から部屋に置いていたものでした。

その時偶然主人の兄が家にいたので場を収めることができ、このようなことが起こらないように対策を練ってくれたので良かったですが、そのままバットを持っていたらと想像すると、怖くて仕方ありません。

姑の立場からしても、外出時の付き添いや、少しでも進行を遅らせるように字を書く練習や運動、散歩に一緒に付き添うなど、多大なる協力をしていました。それなのに、いきなり泥棒扱いされたら辛くて仕方ありません。姑自身もその時は参っていました。

認知症の進行に対して家族がするべきことは?

今では姑や息子たち(主人や主人の兄、弟)の名前も忘れてしまい、不思議なことに孫である娘の名前だけたまに思い出して言ってくれます。それは嬉しいですが、そのうち名前も忘れて人の認識もできなくなるのかと思うと切ないものです。

家族の者に認知症の症状が出始めると初めはとまどい悲しく感じますが、認知症は受け入れるべきだと考えています。むしろ、受け入れるしかないのです。

同じことを聞いてきても自然に答えてあげたり、変な発言をしてもスルーするなど、いつも通り接してあげましょう。そして誰か一人が介護の負担を背負うのではなく、家族皆が分担しつつ協力して認知症の家族に寄り添っていくしかないと考えています。

    • ただの物忘れが増えただけかと思ったら実は認知症の初期症状で、脳が衰えて症状が進行してしまう。

    • しまいには物盗られ妄想で身内の人を泥棒呼ばわりしてバットを振り回そうとするなんて、考えただけでもタチが悪いものだわ。

    • 脳の衰えが認知症の症状を進行させたのなら、予防のためにも脳を活発にして認知症の進行を遅らせたほうがいいわね。

    • 食事ならDHAやEPAのオメガ3系脂肪酸などの栄養素が多い食べ物やサプリメントをとるとか、他には脳トレとか有酸素運動とかも効果的よ。



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ガイド役:ホワイト

ガイド役:ホワイト

二児の母の愛猫で、チャームポイントは尻尾の白猫。
一見すると愛嬌があるように見えるが、実は意外としっかりもの。
最近は、物忘れが多くなった祖母(母の母)がもしかして認知症かもしれないと悩んでいる母を見て、どうすればいいのかいつも母のことを気にかけている。
その一方で、相方のパグの食欲旺盛やおとぼけぶりに振り回されているのも、頭が痛いところ。

サブガイド役:グレイ

サブガイド役:グレイ

ホワイトの妹、一見強がっているが実は甘えん坊で、毎日母といっしょにいたがっている。姉のホワイトには頭が上がらない?